●12月19日第20回裁判
東京地裁103号法廷●
12月19日(月)、第20回重慶大爆撃裁判が開かれました
※簡全碧意見陳述書・日本文(PDF)
※簡全碧意見陳述書・中国文(PDF)
@午後13時半、記者会見(東京地裁の司法記者クラブ)
記者会見の様子
壇上右から西川重則さん(連帯する会・東京事務局長)、簡全碧さん(原告)
重慶の原告簡全碧(ジェンチュアンビ)さん(中央)
簡全碧さんは1938年5月18日重慶市生まれで現在73歳です。
1939年5月4日の爆撃で、渝中区羅漢寺自平巷にあった簡さんの自宅は全壊し
家財のすべてを失い、1940年8月19日には一家が移り住んでいた父方の実家も
爆弾の直撃を受けて父方の祖母が壊れた家の下敷きになって死亡しました。
祖母に抱かれていた簡さんは奇跡的に助かりましたが、右上腹部に大怪我をして
傷口がふさがった後も長い間傷痕が痛み苦しみ、今も大きな傷痕が残っています。
簡さんの母親は、爆撃後の生活苦と病気のために間もなく亡くなり、
簡さん自身も父親と離ればなれになって孤児同然の生活を送るようになりました。
A午後2時半、デモ行進(日比谷公園、霞ヶ関、虎ノ門まで)重慶のさんを先頭にデモ行進(虎ノ門交差点付近)
簡さんは「世界平和万歳」と書かれた紙を掲げてデモをしました
B午後5時、裁判報告集会(弁護士会館5階502EF)第20回裁判の法廷で陳述した重慶の原告簡全碧さん
田代弁護士による第20回裁判の説明
東京空襲原告団副団長の城森満さん
医師の松井英介さん
連帯する会 広島の藤岡安馬さん
平和フォーラム代表福山真劫さん
記念撮影
大阪空襲訴訟原告団代表・安野輝子さん(左)、原告簡全碧さん(中)、
東京空襲原告団副団長・城森満さん(右)
【関連日程】
東京空襲原告団事務所訪問
12月20日(火)午前、押上にある東京大空襲原告団事務所にて交流会を行いました
重慶爆撃の被害や裁判について原告簡全碧さんが
東京大空襲裁判原告団と意見交換をしました。
簡全碧さんは1940年8月19日の爆撃で亡くなった祖母や
簡さん自身が右上腹部に大怪我をしたことについて当時の爆撃状況を話しました
東京大空襲の写真を見ながら当時の様子を話していただきました
握手をする星野原告団長と原告簡全碧さん
国会議員訪問・国会要請行動
12月21日、内閣府と議員訪問訪問をしました。
山内徳信議員と握手する原告簡全碧さん
内閣府へ陳情書を提出
2012年1月6日付「現代中国報」での報道記事
※クリックすると拡大表示されます