2007年1月24日
第2回口頭弁論が開かれました
東京地方裁判所に向かう原告団、弁護団、支援団(午後1時)
前列左から、原告の羅保清さん、呉紹武さん、趙樹信さん、弁護団長の土屋公献弁護士
2列目は左から栗原君子さん、重慶の林剛弁護士、弁護団の一瀬敬一郎、中山武敏両弁護士
原告(楽山市)3名が意見陳述を行いました
楽山への爆撃
1939年8月19日、日本軍による爆撃によって、四川省楽山市の繁華街20数カ所が炎の海となり、焦土と化して、
2000人を超える楽山市民が死傷するという空前の大被害が発生しました。(出典:当時の楽山県商会から四川省政府主席にあてた電報〈要旨〉)
1月24日(水)のドキュメント
午前9時から東京地方裁判所正門前で公正裁判を求めて宣伝活動を行いました。
午後1時過ぎには大法廷に入廷
午後1時28分〜30分 在日の中国メディアによる法廷撮影
(法廷の様子はただちに中国本国にも伝えられました)
◎午後1時半〜3時 第2回口頭弁論 東京地方裁判所103号法廷
◆原告3名が意見陳述
羅保清さん(男): 1925年5月24日生(81歳) 爆撃で父の羅懐徳が死亡
呉紹武さん(男): 1933年8月22日生(73歳) 爆撃で母の呉淑珍、兄の彭金華が死亡
趙樹信さん(男): 1936年11月17日生(70歳) 爆撃で父の趙子元が死亡
◆弁護団から冒頭、土屋弁護士が補佐人を認めるよう申し入れ。
中山武敏弁護士が意見陳述
被告日本国は、事実認否を一切せず不当にも裁判の結審を主張。
◎裁判終了後、午後3時15分から裁判報告会(弁護士会館10階1002号室にて)
主催/重慶大爆撃の被害者と連帯する会・東京
◎午後5時30分〜歓迎夕食会(日比谷グリーンテラス)
重慶大爆撃の被害者と連帯する会東京の
重慶大爆撃・会報NO.5 3月8日発行!!!
特集・第2回口頭弁論期日の報告
原告羅保清さん、呉紹武さん、趙樹信さんの意見陳述と
第3回連続講座・吉田敏弘さん(ジャーナリスト)の講演「反空爆の思想」、
キケイエイさん(東京大学大学院)の講演「重慶市民の戦争記憶に関する調査」を掲載しています。
カンパ 100円